─ 3月3日の西武戦では本塁打を記録しましたが、あの打席を振り返ってみていかがですか?

「相手のファーストがファールフライをこぼしてくれて命拾いしました。そこでうまく気持ちを切り替えることができて、打席に集中できたことが結果的に良かったんじゃないかと思っています」


─ 本塁打を打った打席はどんな気持ちでバッターボックスに向かいましたか?

「前の打席で三振をしていたこともあって、何とかこの打席で挽回してやろうと思って打席に立ちました。対戦した投手は三振した投手とは違ったんですが、うまく課題を修正して本塁打になったことでリベンジできたと思いますし、自分の成長にもつながったんじゃないかと思っています」


─ オープン戦で初めてファンでいっぱいになったマツダスタジアムでプレーされましたが、どのように感じましたか?

「本当にスタジアムが真っ赤ですごい応援だなと思いました。すごく良い環境でプレーさせてもらっていると感じましたし、そのことに対する感謝の気持ちはプロ野球選手としてずっと持ち続けていきたいと思いました」


─ 緊張はされましたか?

「少しはありましたけど、先輩方も積極的に声をかけてくれましたし、プレーをしている間に段々慣れてきました。甲子園に出場して大観衆の前でプレーする経験もあったので、緊張でガチガチになるということはありませんでした」



(広島アスリートマガジン2019年4月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 小園海斗(こぞの かいと)
2000年6月7日生、兵庫県出身/178cm・84kg/右投左打/内野手/プロ1年目・18歳/報徳学園高-広島(18年ドラフト1位)