約2週間の空白期間を経て、広島ドラゴンフライズがアウェーで西地区1位の琉球ゴールデンキングスと対戦。今月2勝目を狙ったが、守備の乱れにより第1クォーターから苦しい戦いを強いられることとなった。

攻めの姿勢を見せたドラゴンフライズだが、第1クォーターの守乱が最後まで響いてしまった。

<1Q>
 広島は開始から守備が機能せず、クォーター中盤で6-20と一気に点差を広げられる。攻撃でもリズムよくパスを回せず、トーマス・ケネディのスリーポイントシュートなどで得点するが13-29の大差で第1クォーターを終了。

<2Q>
第2クォーターは新加入したチリジ・ネパウェの攻守にわたる活躍で、広島が流れをつかみかける。だが琉球も攻撃の手を緩めず、34-49で前半を終了。

<3Q>
 ケネディが第3クォーターだけで14得点を奪うなど奮闘を見せるが、琉球の勢いは止まらない。今村佳太の連続スリーポイントシュートなどで、琉球が点差を広げたところで第3クォーターが終了(54-73)。

<4Q>
 追い上げたい広島だが、攻撃でターンオーバーが目立ち、さらに点差が広がる。結果、試合全体を通して主導権を握れないまま70-90で試合を終えた。

 結果的には大差での敗戦となったものの、第2クォーター以降は西地区1位の琉球に肉薄。改めて広島にとっては、試合の入りが悔やまれる一戦となってしまった。