◆現在は全部のせを追加し4種類で展開

行列が絶えない名店だが、店員の方の手際の良いサービスで待ち時間はそれほど長く感じない。

<値段>
 昭和32年当初は一杯30円だったカープうどん。当時街で売られているお好み焼きの平均的な値段が10〜20円だったことを考えると、少し割高な感もあった。現在は基本の3種類が550円と、手ごろな値段で販売されている(全部のせは700円)。

<容器>
 うどんの中身はほとんど変わっていないが、器だけは常に進化を続けている。初代の器は唐津焼で、使い捨てのものではなかった。丈夫さではこの上ないが、カープの敗戦に腹を立てた観客がグラウンドに投げ込むこともあり、危険だということで二代目の発泡スチロールの器に変わった。こちらは軽くて回収の必要もなく非常に便利。しかし容器が薄いこともあって、熱々のうどんを自分の席まで持って帰るのに一苦労だった。