◆今村猛 2010-「3連覇に貢献した豪腕セットアッパー」
<1991年4月17日生/投手/長崎県出身/右投右打/2009年ドラフト1位/カープ在籍12年>

 入団2年目以降は、中継ぎとして大きく飛躍。2013年にはWBC日本代表に選出された。2016年からは絶対的なセットアッパー、クローザーとして君臨。中﨑翔太、一岡竜司、ジャクソンらと勝利の方程式を形成し、リーグ3連覇の立役者の一人となった。2019年から不本意な成績が続いているが、復活を期して現在も二軍で調整を続けている。

<登板431/勝利21/敗北30/セーブ36/ホールド115/防御率3.46>

◆野村祐輔 2012-「連続先発登板の日本新記録を達成」
<1989年6月24日生/投手/岡山県出身/右投右打/2011年ドラフト1位/カープ在籍10年>

 菅野智之(東海大)、藤岡貴裕(東洋大)と共に“大学ビッグ3”の異名を取り、明治大からドラフト1位で入団。9勝ながら防御率1.98という驚異的な数字で、平成生まれ初の新人王に輝いた。2016年には最多勝、最高勝率の二冠で、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。今年の4月11日には、プロ野球記録となる188試合連続先発登板の金字塔も打ち立てた。

<登板190/勝利77/敗北58/セーブ-/ホールド-/防御率3.50>