U-24日本代表に選出されたサンフレッチェ広島の大迫敬介選手。

 日本サッカー協会は、6月22日、東京五輪に出場するU-24日本代表のメンバー18人を発表。サンフレッチェ広島からはGK大迫敬介が選ばれた。

 プロ2年目の若干19歳で正GKの座を手に入れ、その後A代表を経験。年代別代表の常連となり、東京五輪でも守護神として期待のかかるプレーヤー。わずか2年で目覚ましい躍進を遂げた大迫が、五輪メンバー発表前に、本誌の独占インタビューで話していた東京五輪への思いを紹介する。

◆東京五輪に向けて良い準備をしていきたい

―これまで年代別日本代表に選ばれ続け、3月にはU―24日本代表に選出されました。東京五輪出場への期待が日に日に高まっています。

「五輪出場をずっと目標にしてきたので、そこに向けての活動に参加できるのは率直にうれしいです。自国開催というのも自分のサッカー人生の中で最後になると思いますし、その年代に自分がドンピシャで当てはまっているのは幸せなことです。東京五輪に向けて、しっかりと良い準備をしていきたいと思っています」

―周りの反応はどうですか?

「五輪が目標だとずっと口にしてきたので、僕が代表に選ばれるたびに友達が連絡をくれたりします。地元の方々も応援してくださっているので、期待に応えたい気持ちは大きいです」

ー東京五輪より先の目標も描いていますか?

「五輪の次は、W杯(2022年開催予定)があります。ずっと日本代表に選ばれたいと思っているので、その時その時の試合で、しっかりと活躍することが大事です。自分の存在価値をどんどん上げて、日本を代表する選手になりたいといつも思っています」