◆看板を背負う以上、戦える集団でなければならない

─数々のクラブを渡り歩いた近賀選手から見てレジーナはどんなチームですか?

「プレシーズンマッチ(5月〜6月に4試合開催)を戦った相手チームには、手強いイメージを植え付けることができたのではないかと思います。リーグに加盟しただけのチームでは意味がないと思いますし、サンフレッチェという看板を背負う以上戦える集団でなければなりません。プレシーズンマッチを通して、そのスタートラインには立てたかなと思うので、開幕に向けて、チームの力を高めていきたいと思います」

─プレシーズンマッチは古巣INAC神戸との対戦も含めて2勝1分1敗。この結果はどう捉えておられますか?

「プレシーズンマッチということで、対戦相手も手探りの部分が多かったと思います。また、リーグが開幕すると雰囲気も違ってくると思いますが、この4試合は、リーグを戦っていくうえで、チームの一つの指標になったと思います。チーム発足以来、練習を積んできたとはいえ、大卒選手や1部リーグでのプレー経験がない選手もいただけに、自分たちのサッカーが試合でどこまで通用するのか分からない部分がありました。試合を通して、できたこと、足りないところ、そういう基準がある程度見えてきただけに、すごく充実した4試合だったと思います」(続く)

【レジーナINFORMATION】
<第1節>
9月12日(日)ちふれASエルフェン埼玉戦
17:00 KICKOFF
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
<第2節(地元開幕戦)>
9月18日(土)マイナビ仙台レディース戦
18:00 KICKOFF
広島広域公園第一球技場