NPB(日本プロ野球機構)は10月6日、2021年9月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、カープの鈴木誠也が7・8月度に続いて2カ月連続でセ・リーグ打者部門を受賞し、セ・リーグ投手部門はカープの床田寛樹が初受賞した。カープの投打でのダブル受賞は、2006年7月度の投手部門・黒田博樹、打者部門・栗原健太以来となる。

9月度の月間MVPを受賞した鈴木誠也選手と床田寛樹投手

 2カ月連続受賞となった鈴木は9月、全25試合に出場。6試合連続本塁打を放つなど好調をキープし、リーグトップとなる打率.381、32安打、13本塁打、22打点を記録。4番として打線を牽引し、シーズン自己最多の30本塁打も更新した。

 初受賞となった床田は、9月に先発として4試合に登板。9月5日の巨人戦で今季3勝目をマークすると、9月21日の巨人戦では、プロ初となる完封勝利。月間3勝(リーグ2位)、防御率0.93と抜群の安定感を見せて投手陣を支えた。