10月5日に一軍再昇格を果たした草孔基選手。

 カープの選手に密着し徹底取材をもとにお届けする、J SPORTSと広島アスリートマガジンの新企画『広島東洋カープ選手応援企画』。その記念すべき1人目に選ばせてもらったのはプロ2年目の宇草孔基選手。毎週の取材、毎月1回のロングインタビュー、そして、ファンの方の声も取り入れながら、宇草選手の新たな一面に迫っていきます。

 4回目のインタビューでは、前回に続き、Twitterに届いたファンの方からの質問に答えてもらいました。※取材は9月中旬に実施。

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◆自分の“幹”となる部分を大切に

―今回もTwitterで募集した質問から聞いていきます。お2人から同じ質問が来ています。

『最近の試合、オールドスタイルが多いですが、そちらの方が動きやすいのでしょうか?』(ひなさん)『最近ホームの日はオールドスタイル、ビジターではストレートスタイルが多いと思いますが、こだわりがあれば教えてください』(ららさん)

宇草:前回に続き質問がすごいですね。よく見てくださり、ありがとうございます。ここ最近は、ホームゲームをストレートスタイル、ビジターをオールドスタイルにしているんですけど、そこに明確な理由はなく、本当に気分で決めています。

―来週になれば変わっている可能性もあると?

宇草:そうですね。変わる可能性はおおいにあります。直感で決めています。

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―続いて『7月、二軍降格になった際、グラウンドで尊敬する(鈴木)誠也選手から声をかけられていたと思いますが、どんなことを言われたのでしょうか?』(ikukoさん)

宇草:じつは誠也さんには、普段からいろいろな話をしていただいています。二軍に落ちる時は、「また一軍に戻ってこれるように、とにかく結果を出してこい。まだまだやるべきことはたくさんあるし、それをやるには時間が足りないと思うかもしれないけれど、時間の使い方は自分次第だから」と話をしていただきました。

―二軍でプレーしている間も連絡が?

宇草:ありがたいことに、何度か連絡をいただきました。9月上旬には、「知らず知らずのうちに“小枝”のほうばかりに目がいってしまうけれど、まず自分の“幹”となる部分を鍛えることに、しっかりと取り組んでいくことが大事だよ」と話してくださいました。本当にその通りだと感じましたし、改めて自分を見つめ直すきっかけになりました。

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◆宇草孔基 プロフィール
1997年4月17日生。東京都出身。常総学院高では甲子園に出場し準々決勝に進出。高校時代はU-18代表に選出された経歴を持つ。高校卒業後は法政大学へ進学。4年生の春季にベストナインに輝くと日米大学野球選手権大会にも出場した。2019年ドラフト2位で広島東洋カープに入団。ルーキーイヤーの昨シーズンは、二軍で打率.281、62安打を記録。10月に一軍デビューすると、プロ初安打・初打点を記録し、13試合で11安打を放った。しかし10月の試合で右腓骨(ひこつ)を骨折し離脱。長いリハビリを経て、今年4月に実戦復帰。6月にはプロ初本塁打を放ち、交流戦では5盗塁を記録するなど、一軍で存在感をみせた。一度二軍に降格するも、10月5日に一軍再昇格を果たした。