今季、浦和レッズからサンフレッチェ広島に電撃復帰を果たした松本泰志。豊富な運動量を武器に多くのチャンスを生み出すMFが、再び紫のユニホームで決意のシーズンを迎えている。『広島のために、自分のすべてを懸けて戦う』と意気込む松本が、新監督の印象と、明治安田J1百年構想リーグへの思いを語った。(全2回/第2回)
◆これまで築いた土台に、新たなサッカーを付け加え進化させていく
─2月には、2年ぶりに広島のトレーニングキャンプに参加されました。いかがでしたか?
「自分がいた頃からメンバーもあまり変わっていないので、あまり違和感はありませんでしたね」
─確かに、選手は馴染みのある顔ぶれが多いですね。今季から指揮官にはバルトシュ・ガウル監督が就任されています。新監督の印象はいかがですか。
「ガウル監督は38歳ということで、『若い人なんだな』という印象です。ただ、あまり若い感じがしないんですよね……風貌も含めて(笑)」
─では、新監督のサッカーについてはどう感じていますか?
「スキッベ監督がここまで築いてきた土台に、ガウル監督のサッカーを付け加えることでより広島のサッカーを進化させようというのはすごく伝わってきます。ここから広島のサッカーがどう変化していくかは僕にも未知数ですが、ガウル監督の目指すもの、やりたいサッカーがどんどん浸透していって、より攻撃的になっていければ良いと感じています。これまでの広島のサッカーにガウル監督の攻撃や守備のアイデアが加わるので、戦い方のオプションが増えていくはずです。相手によって対応を変えることができるのは、一つ、楽しみな部分なのではないかと思っています」
─確かに、昨シーズンは得点力の面で課題を感じられるシーズンでもありました。
「それだけに、特に得点の部分にはこだわっていきたいという思いはありますね」
─松本選手自身が、いまの広島で求められている役割は何だと感じていますか。
「チャンスメイクだと思います。自分の運動量を活かして、より多くのチャンスをつくり出していきたいです。広島には良いストライカーもいますし、シャドーにも得点力のある選手がそろっているので、そうした選手たちの得点を演出できるようなプレーができればと思っています。もちろん、自分でもゴールに関わっていきたいです。特別な数字の目標は掲げていませんが、背番号が『14』なので、起点になることも含めて、14ゴールに関わるプレーができれば良いですね。チームとしてはもちろん優勝を狙いたいと思っていますし、個人としては、もう一皮も二皮も剥けるように、自分を成長させることに全力を尽くしたいと思います」
─今年は史上初となる、『明治安田J1百年構想リーグ』という特別大会が開催されます。選手としてはどのような部分が楽しみですか。
「チームがより成長できる期間だと思っているので、明治安田J1百年構想リーグの優勝を目指しつつ、個人としてもレベルアップできるような期間にしたいと思っています」
─最後に、松本選手のプレーを楽しみにしているファン・サポーターのみなさんに、メッセージをお願いします。
「広島のために、自分の全てを懸けて頑張ろうと思っているので、これからも応援よろしくお願いします!」
■松本泰志(まつもと・たいし)
1998年8月22日生、埼玉県出身
ポジション:MF
昌平高〜広島〜福岡(期限付き移籍)〜C大阪(期限付き移籍)〜広島〜浦和〜広島

