カープは11月3日、澤崎俊和コーチ(投手育成強化担当)、山田和利コーチ(二軍内野守備・走塁コーチ)の退団を発表した。

1997年ドラフト1位でカープに入団した澤崎コーチは、25年間在籍した。

 澤崎コーチは1996年ドラフト1位で青山学院大からカープに入団。同期には黒田博樹氏(2位)がいる。大卒ナンバーワン右腕としての評価で即戦力として入団した澤崎コーチは、12勝を挙げて新人王を獲得するなど1年目から活躍。プロ3年目の1999年にはストッパーとして14セーブを記録した。

 2000年以降は故障に泣き、2005年限りで現役を引退。2006年からは投手コーチに就任し、一軍、二軍、三軍投手コーチを歴任し、今シーズンは投手育成強化担当として若手投手を指導していた。

 山田コーチは1983年ドラフト4位で中日に入団。1991年にトレードでカープに移籍し、勝負強い打撃で活躍した。1996年に中日に復帰してその年限りで引退後は、中日でコーチを歴任した。2011年にカープに二軍守備・走塁コーチとして復帰し、一軍、二軍コーチの他、球団編成なども務めた。