カープからドラフト4位指名された田村俊介(愛工大名電高)が、11月6日に名古屋市内のホテルで入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約した。
担当の松本スカウトは「二刀流の選手。特に打撃が良く、バットコントロールはアマチュアトップレベル、西川龍馬二世」と高く評価する。高校野球界の名門で活躍してきた田村がプロの世界でどんな活躍を見せてくれるのか、期待は膨らむ。
田村は仮契約を終えて「これからしっかりスタートをきれるように準備をしていきたいなと思いました」とコメント。自身のプレーについては、「アピールポイントは、バッティングです。場面に応じて、力強いバッティングをしようと心がけています」と活躍を誓った。
愛工大名電高OBには同じドラフト4位入団(1991年・オリックス)のイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)がいる。また広島の歴代ドラフト4位選手を振り返れば、前田智徳(1989年)、金本知憲(1991年)など、球界を代表する打者に成長したレジェンドがおり、今シーズン首位打者争いを演じた坂倉将吾も2016年ドラフト4位入団だ。
「将来は、信頼される選手になっていきたいです。カープはファンの方々が熱くて、選手とファンが一丸となって戦うイメージがあります。入団して即戦力としてチームに関われるように頑張っていきたいと思います」
偉大な“ドラフト4位”入団の打者を目指し、自慢の打撃力でプロの世界へ飛び込む。
田村俊介/たむら しゅんすけ(外野手/愛工大名電高)
2003年8月25日(18歳)/左投左打/178cm・90kg