鮎川峻インタビューの4回目。今回は、サンフレッチェ期待のストライカーの内面に切り込みます。(全4回のうち4回目・取材は3月上旬)

サンフレッチェ広島・鮎川峻

ーコロナ禍であまり外出ができませんが、オフの日は何をして過ごしていますか?

「オフの日は家でゆっくりしています。広島にはもう5~6年いますが、遊びに出かけたりしないので、出かけるような場所も全然詳しくないんです。僕にとっては、家で寝たり、ダラダラ過ごすのがリラックスになっているのだと思います。あとはサッカーの動画を観ることが多いですね。オフの日にJリーグの他のチームの試合が開催されていることがあるので、そういうときはライブで試合を観ています。今年の1月から一人暮らしも始めたので、料理など、家事をしていることも多いです」

ーどんな料理を作られますか?好き・得意な料理は?

「コロナ禍もあり、一人暮らしをしてからまだ一度も外食をしていないので、食事は全て自炊です。テイクアウトや宅配も一切利用していません。好きな料理は、実家で母がよく作ってくれていたピーマンの肉詰めです。自分でも作ってみようと思い、レシピを調べて作って、食べて、修正して……、今も繰り返しピーマンの肉詰めを作って練習中です。料理は体のことを考えて、どの料理にも野菜を多く使うようにしています。とはいえ毎日作るのは難しいので、副菜などは一度に何品か、2~3日分ぐらいをまとめて作り置きしています。料理だけでなく、掃除や洗濯など、家のことをするのが結構好きなタイプなんだと思います」

ー鮎川選手は愛知県出身です。広島に来て食文化の違いを感じましたか?

「愛知県は味が濃い目ですが、僕は薄味が好きなので、広島に来ても特にギャップは感じませんでした。以前、チームメートの長沼洋一くんに愛知県の特産品を食べてもらおうと、味噌などの有名なものを買ってきて渡したんですけど、全く良い評価をもらえませんでした(笑)。 自分の故郷の味に微妙な反応をされたので、ちょっと寂しかったです(笑)」

ー昨年20歳になりました。お酒は飲まれましたか?

「シーズンオフに、ビールを少しだけ飲みました。最初はちょっと苦いなと思ったのですが、意外と普通に飲めましたね。多分お酒を飲んで酔っ払ったら、顔に出たり、すぐ眠たくなるタイプだと思います。弱そうに見えるけど、飲めないこともない。けど、別に飲まなくてもいいかなぁという感じです(笑)」

《プロフィール》
鮎川峻(あゆかわ しゅん)
2001年9月15日生 愛知県出身/FW
●2021年成績
サンフレッチェ広島/19試合・1得点
※記録はリーグ戦のみ。