●中央大学硬式野球部 清水達也監督

 中央大学は例年宮崎でキャンプをしているのですが、来年は、「薩摩おいどんカップ」に参加させてたいただきたいと思っています。OB・現役選手にも鹿児島出身の選手がたくさんいますので、来年はこの「薩摩おいどんカップ」で、全力で、野球の発展やレベルアップに協力したいと思います。全力でやりますので、よろしくお願いいたします。

●ENEOS野球部 大久保秀昭監督

 もともとENEOS野球部は、古くは指宿でキャンプをやっておりました。ここ最近は奄美大島の方に行っていたのですが、コロナの影響もあり、3年ほど鹿児島でキャンプをすることができておりませんでした。今回は鹿児島にこの企画もありましたので、試合をする絶好のタイミングとなりました。指宿の近くに喜入(きいれ)基地という、ENEOSの大きな石油基地もあるなど、かなり鹿児島とは縁の深い関係があります。昔から、鹿児島でキャンプを行うことが好成績にも関係しているということは、チームの中でも言われておりましたので、来年もこのおいどんカップを皮切りに、都市対抗の連覇を目指して頑張りたいと思います。

●トヨタ自動車硬式野球部 藤原航平監督

 我々は今年までは沖縄でキャンプをやっておりました。「薩摩おいどんカップ」のお話をいただいて、まだ場所も決まっておりませんが、来年は九州でキャンプをやりたいなと思っております。我々にとっては、やはり2月の下旬に大学、社会人、プロと試合ができるというのは大変ありがたいところであります。野球振興という点でも、多くの方々に見ていただきたいなと思っております。私事ではありますが、私は北海道出身でして、なかなか小さい頃に高いレベルの野球を見る機会がなかったと記憶しております。ぜひ、鹿児島の少年少女たちに、我々のプレーやいろいろなカテゴリの野球を見ていただいて、夢や目標にしていただきたいなと思っております。

●パナソニック野球部 田中篤史監督

 まずはおいどんカップ開催にあたり、我々パナソニック硬式野球部にお声掛けいただき、感謝しております。鹿児島、薩摩の地で野球を、試合をできるということで、我々も楽しみにしております。シーズン前の試合ということですが、精一杯の準備をして、最高のパフォーマンスを発揮できるように試合に臨みたいと思っております。

会見ではそれぞれが「薩摩おいどんカップ」への思いを語った

●エイジェック硬式野球部 難波貴司監督

 エイジェック野球部は、創部5年というまだまだ若いチームです。このご時世に、なぜ野球部を立ち上げたかといいますと、社会貢献・地域貢献・野球界への貢献を掲げ、全面に打ち出しております。日頃は栃木県で活動をしておりますが、来年から鹿児島でキャンプを張らせていただくこということもあり、まさしく、会社の掲げた目標を達成するにあたり、非常によい機会だと感じております。弊社は、企業的にも野球部的にもフットワークは軽いと思っておりますので、いろいろと話題を振りまきながら、なんとか貢献できればと思っております。個人的には、20数年前に、別の企業チームで鹿児島県の阿久根市に2年ほどキャンプに行かせていただきました。食べ物のおいしさとお酒のおいしさがすごく印象に残っております。野球人は食べることも仕事の一つですので、これを機に、鹿児島のおいしいものを食べながらパワーをつけたいと思っております。

●大会アンバサダー・川崎宗則選手

 今回は「薩摩おいどんカップ」ということで、「おいどんといったら、かごんま(鹿児島)の人間である僕が行くしかないでしょう」ということで、やってきました。まさしく、百聞は一見に如かず。社会人も、大学も、プロに負けないくらいにレベルが高いです。僕が鹿児島の野球少年だった頃に、こうした素晴らしい野球を見ることができていたら、もっと野球が好きになっていたのではないかと思います。子どもたちが一番求めているのは、レベルの高い野球を見ることだと思うんです。今ここに集まっている大学・社会人野球のチームはすごいチームばかりだと思うので、楽しみにしております。僕としては、かごんま(鹿児島)に来てもらったら、ぜひおいしいご飯と焼酎の味を覚えて帰っていただければと思います。そして、選手たちが高いパフォーマンスを見せるためにも、鹿児島県の関係者のみなさんにはどうかよいおもてなしをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!