カープが大好きな役者・我善導がナビゲーターを務めるカープTシャツコレクション。カープファンの心を魅了し続けるTシャツを、役者生活20年目を迎えた我善導が語り尽くす。懐かしのTシャツから最新Tシャツまで、たくさんのTシャツがありますが、どれが紹介されるかはナビゲーターの気分次第。果たして、あなたのお気に入りの1枚は取り上げられるのか!? カープTシャツの魅力を新たな視点で切り取った連載。さぁ84回目の幕開けです!

◆カープTシャツコレクション~今週の一枚~◆

 今週もよろしくお願いします。カープ大好き役者・我善導です。

 ヤクルトが優勝を決めましたね!連覇!ここは素直に…ヤクルトさん優勝おめでとうございます!

 今回のコラムが更新される頃にはカープはどうなっているのでしょうか。もちろん望むのはCS進出のAクラス!一方、決まってしまったこともあります。それは…3年連続の負け越し。やはり交流戦が痛かったですね。来年こそは交流戦を最低でも5割で通過してくれることを願うばかり。

 今年のペナントレースを振り返ったとき、「いなかったらヤバかった」選手って誰だろう?と考えました。もちろん沢山いますが、僕の中でのランキング1位はこの選手です!

◆今週の一枚〜84枚目〜◆
「栗林良吏 プロ野球記録更新 2021.9.28」

カープが大好きな役者・我善導氏が紹介する『栗林良吏 プロ野球記録更新Tシャツ』

 この試合、4回に鈴木誠也選手(現・カブス)のソロホームランで先制すると、5回には上本選手の犠牲フライで追加点。投げては床田投手が6回をゼロで投げ切り、その後も島内投手、ケムナ投手、栗林投手が、いずれも無安打でゼロに抑え、2-0で勝利しました。

 この試合で栗林投手は27セーブ目。新人のプロ野球新記録となる10試合連続セーブを樹立したのでした。この年、53試合に登板し、0勝1敗37セーブ、防御率0.86の成績で新人王を獲得した栗林選手。

 

 Tシャツにも描かれているように“新人らしからぬ”成績でカープを支えてくれました。

 ただ、心配なのは2年目でした。よく言われる「2年目のジンクス」に苦しめられる選手は多いですよね。栗林投手も心配しておりましたが、そんな事は全くの杞憂でしたね。

 やはり9回を任される投手は相当なプレッシャーに打ち勝つ必要があると思うだけに、栗林投手がいなかったらと思うとゾッとします。栗林投手はいまやカープの守護神にとどまらず、日本の守護神ですから!

 それではまた来週!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

我善導(われ・ぜんどう)
愛知県出身。2005年WAHAHA本舗に所属。役者として小劇場から商業演劇、ミュージカル、ドラマ、CM等ジャンルを問わずに活動中。【主な出演作品】舞台:「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー(トルネコ役)」、「ゾロ・ザ・ミュージカル」、「ロマンシング・サガ」他多数。ドラマ:「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(レギュラー)」、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」、「半分青い」他多数。

【今後の出演情報】詳しくはワハハ本舗ホームページを!

[我善導公式Twitter] @warezendou