2022年11月、カープの育成選手・二俣翔一の支配下登録が発表された。

 カープは『育成ドラフト』が導入された2005年から2022年までに、31名の選手を育成契約。そのうち支配下登録を勝ち取ったのは8名(引退選手も含む)。ここでは、改めて育成契約から支配下登録された現役カープ選手を紹介する。

支配下登録が発表された二俣翔一

◆藤井黎來/2017年育成ドラフト2位 背番号121→58
2020年に支配下登録。高校時代は甲子園で先発した経験も持つ投手。
同年9月の阪神戦の救援で一軍デビューを果たし、1回無失点の好投を披露した。支配下3年目となる今季は12試合に救援登板し、防御率は3.86。

大盛穂/2018年育成ドラフト1位 背番号124→59
2018年に育成でカープ入団。母校である静岡産業大初のプロ野球選手となった。2020年に支配下登録。支配下1年目には73試合に出場し、135打数35安打2本塁打、打率.259をマークした。強肩を活かした送球と俊足が持ち味の外野手。

◆持丸泰輝/2019年育成ドラフト1位 背番号123→95
2022年に支配下登録。旭川大高時代には甲子園にも出場し、奥川恭伸から安打を放った実績を持つ、強肩強打の捕手。2022年は5試合に出場。うち2試合では8番・捕手で先発を果たした。

◆二俣翔一/2020年育成ドラフト1位 背番号121→99
2022年に支配下登録。同シーズンの春季キャンプでは育成ながら一軍に帯同するなど、首脳陣の期待の高さを伺わせた内野手(入団時は捕手登録。のちに転向)。勝負強い打撃が特徴で、高校では通算21本塁打の記録を持つ。2023年からの背番号は『99』になることが発表されている。

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