12月8日、マツダスタジアムで広島東洋カープの西川龍馬が契約更改交渉を行った。今季取得した国内フリーエージェント権を行使せずに残留した西川は、ケガで2ヵ月の離脱があったものの、97試合に出場し、打率.315を記録した。
交渉後の契約更改会見での質疑応答は、以下の通り。
◆来年はしっかり1年間、戦力として戦う
ーまずはサインはされましたか?
「はい」
ー前年と比べて契約面の変化はありましたか?
「契約内容は、FA取得しましたけど、単年契約でサインしました」
ー金額面はいかがでしたか?
「アップです」
ー笑顔も見えますが、ご自身で納得の金額ということでしょうか
「まあそうですね。今年に関してはケガもあったので、しっかり評価していただきました」
ー球団とは具体的に金額以外ではどのようなお話をされましたか?
「あまり個人的なことは話してないですけど、今シーズンのチームのこととか、来年に向けてのチームのこととかの話ですかね」
ー西川選手から球団に要望等はあったのでしょうか?
「特に何もないです」
ー改めて2022年シーズンを振り返って、西川選手にとって、どんな1年でしたか?
「今年も2カ月離脱があったので、あまり働いたという感じではない印象でしたけど、来年はしっかり1年間戦力としてやりたいなと思います」
ー先ほどお話がありましたが、FAで残留を決められ、自身の決意や球団からの期待も大きいと思いますが、チーム内でどんな役割で、どんな立ち位置でやっていきたいと思われますか?
「28歳になるので、あまり自分から言うのは好きじゃないので、聞かれれば答えますし、自分自身は結果でしっかり示していって、それに後輩がついてきてくれればいいかなと思います」
ー現役を共にされていた新井さんが監督になられて、そういった新体制の中で西川選手自身はどのような気持ちで臨まれますか。
「あまり新井監督に迷惑をかけないように、しっかり自分の仕事をして、なんとか、多くの試合を勝てたらいいなと思います」
ー来シーズンに向け、西川選手自身が変化していきたいところはありますか?
「1番はケガをしない体づくりをこのオフからしっかり取り組んで、1年間しっかり完走できるように、ケガをしない体づくりをやっていこうかなと思います」
ーオフから来シーズンに向けての準備としては、体づくりが中心になりますか?
「あまりこれ以上は大きくせずに、柔軟性を高めて、このオフはやっていこうかなと思います」
ーちなみに自主トレはどのように進められるのでしょうか?
「例年通り、近藤(健介)さん(日本ハム)とやらせてもらいます」
ー改めて、2023年シーズンはどんなシーズンにしていきたいですか?
「ケガをしない、それだけです」
ー最後にファンのみなさんにメッセージをお願い致します。
「今シーズンはケガで離脱があって、なかなかチーム的にもよくなったので、来年は個人的にもそうですが、チームが勝てるように、そして終わったときには、一番上にいたいなと思います」