サンフレッチェ広島は12月20日、来季から着用する新ユニホームを発表した。“広島バイオレット”を基調としたホームユニホームと、シンプルなホワイトを基調としたアウェイユニホームの2種類。発表会見にはモデル役として、川村拓夢と棚田遼が登場した。
◆伝統を引き継ぎリデザインしたホーム、クラシックかつ機能的なアウェイ
ホームユニホームは、クルーネックとラグランスリーブを採用し、肩周りの可動域を制限することのないデザイン。過去3度のタイトルを獲得したシーズンに着用したユニホームをベースとし、斜めの太いラインと細かなピンストライプを組み合わせ『矢が鋭く飛ぶ様』と躍動感を表現した。
アウェイユニホームは、襟付きのクラシックなスタイル。ベースのホワイトにクラブカラーのバイオレットをアクセントカラーとして加え、シャツのサイドからパンツのサイドにつながるバイオレットの曲線が『今この瞬間に放たれる矢と強くしなる弓』を表現している。
いずれのデザインも、胸元にはクラブエンブレムと、これまでに獲得してきたタイトルを表す“4つのチャンピオンスター”が輝き、左袖には『サッカーを通じて世界平和の願いを発信し続ける』という思いが“86”のロゴで表現されている。
モデル役として登場した2選手は、会見で新ユニホームの印象と来季への意気込みを以下のようにコメントした。
川村「デザインが本当にかっこいい。過去のシーズンからインスピレーションを受けて制作されたということで、過去のユニホームデザインの良いところが採用されているのかなと思います。2022年シーズンはルヴァン杯も優勝することができましたが、リーグ戦、天皇杯ではすごく悔しい思いもしました。来シーズンはリベンジして、5つ目の星を獲りたいと思います」
棚田「アウェイのユニホームは、色はすごくシンプルだと思いますが、サイドにデザインが入っていたり、ゴールドのナイキのロゴが入っていたりして、すごく工夫されたかっこいいデザインだなと思います。2022年シーズンはチームとしては素晴らしい結果を残すことができましたが、個人としては納得の行く結果ではなかったので、来年は個人としてもしっかり点を決めて活躍して、チームも、リーグ戦、カップ戦タイトルをもう一度獲れるように頑張りたいと思います」
新ユニホームは2023年2月より順次販売予定。