プロ野球・広島東洋カープ、サッカーJ1・サンフレッチェ広島をはじめ、多数のスポーツチームが存在する広島県。広島アスリートマガジンの連載《HIROSHIMA SPORTS NAVI》では、スポーツ王国と呼ばれる広島で活躍するスポーツチームから、選手自らがナビゲーターとなりチームや競技の魅力を紹介する。

 今回は『ダイソー女子駅伝部』から、森 陽向選手・竹原さくら選手が登場。2選手の陸上競技との出会いから、創部5年目を迎える女子駅伝部の魅力、プライベートの一面まで……ダイソー女子駅伝部を語り尽くします!

後援会から送られたメッセージや花がディスプレイされた寮。ダイソーチームが地域に愛されていることを感じさせる。

ダイソー女子駅伝部という名前を、もっとたくさんの方に知ってもらいたい

ーでは、お2人が思う、自分自身の強みはどこですか?

竹原「そうですね……私は身長が高い方なので、ストライドが普通の人に比べると大きいタイプです。その身長を生かした走りがポイントだと思います」

森「私はいつも、『レースの序盤から、怖がらずに積極的に前を引っ張るように』ということを意識しています。強い選手がいたとしても、絶対に見せ場をつくろうという気持ちを持って積極的に前に行くことを心がけています」

ーお2人は駅伝部の寮で生活をされていますが、練習では寮の周りや、街の中を走ることもあるのでしょうか?

森「そうですね。朝は寮の周辺を走ったり、近くの中学校のグラウンドに行く日もあります。各自で練習をする時は、自分の好きな場所を走っていますね」

竹原「駅伝部の寮は市街地にあるので、近所を走っていると、たまに地域の方が声をかけてくださったりもするんです」

ー地域に密着したチームなんですね。では、オフはどのように過ごしていますか?

森「私は買い物に行くのが好きなので、洋服を買いに行ったり、ダイソーで雑貨を見たりしています」

竹原「私は買い物に行ったりもしますが、一日中ずっと外に出ておきたくないタイプなので……(笑)。ぱぱっと買い物を済ませて、あとは自分の部屋でゆっくりしていることが多いです」

ー次の大会に向けてはいかがですか?

竹原「2月に福岡で開催される、日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走(福岡クロカン)です。私は初出場ですが、とにかく先頭に食らいついて、悔いのない走りができるように頑張りたいです」

森「2月は合宿が多いのですが、その合宿後最初の大会になるので、ケガなく充実した練習を積んで、福岡クロカンではしっかり成果を発揮できるように頑張りたいと思います」

ー最後に、応援してくださるファンのみなさん、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

森「まだ社会人1年目で結果がそこまで出せていないので、2年目はしっかり結果が出せるように、日々の練習を積んで頑張っていきたいと思います」

竹原「ダイソーというチームの名前も、自分の名前も、もっとたくさんの方に知っていただいて応援してもらえるように、これからも頑張ります!」