2月3日、サッカーJ1・アビスパ福岡は、株式会社エイジェック(本社:東京、代表取締役・古後昌彦)が、第三者割当増資にて発行する一部株式を取得したことを公表した。エイジェックの古後氏は「スポーツによる地域振興、子どもたちの育成にアビスパ福岡様と共に取り組んでいきたい」と意気込みを語る。

アビスパ福岡株式会社 代表取締役社長・川森敬史氏(左)と今季からプレミアムユニホームパートナーとなる株式会社エイジェック 代表取締役社長・古後昌彦氏(右)

 同社は2023年シーズンからアビスパ福岡のプレミアムユニフォームパートナーとなっている。今後はアビスパ福岡の経営に参画するとともに「アビスパグローバルアソシエイツ(以下、AGA)」の取り組みを通して、地域貢献活動にも力を注ぐ考えだ。

「人材の総合プロデュース企業」として事業を展開するエイジェックは、スポーツ文化メディア事業部門を運営しており、スポーツを通じた地域活性化事業やスポーツアカデミー事業、アスリートのセカンドキャリア支援など、スポーツ関連分野において幅広い事業を行う。

 同社は現在、社会人野球・硬式野球部(栃木県小山市・栃木市)の活動を通した地域活性化活動を中心に、栃木県佐野市運動公園の指定管理・運営なども行う。またプロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」の栃木ゴールデンブレーブスを運営し、お笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行の加入などで大きな話題を呼んでいる。

 昨年は栃木県の野球普及振興を目的とし、県内10を超える野球団体が一体となり活動する「第1回とちぎ野球フェスタ2022」(主催:栃木県野球協議会)に、エイジェック硬式野球部やエイジェック女子硬式野球部、栃木ゴールデンブレーブスが参加。地域の子どもへ向けたスポーツ振興活動も積極的に実施している。

 2023年からは福岡の地でアビスパ福岡とともに、サッカーを通じた地域振興に取り組んでいく。