3月25、26日、黒部市総合体育センター(富山県)で行われたB.LEAGUE第27節(GAME1、2)は広島81–70富山グラウジーズ、広島94–77富山グラウジーズで、広島ドラゴンフライズが連勝を飾った。

富山県朝日町出身の#10上澤俊喜選手。自身の凱旋試合にもなった。

 GAME1では、富山のゾーンディフェンスに対してもリズムよくボールを運び、効果的に得点を重ねた。リードされた3Qでも連続3Pシュートやエバンスのレイアップなどで逆転。ゲームを通して攻撃の手を緩めず、最後までリードを保ったまま勝利を飾った。

 GAME2でも、相手のゾーンディフェンスを攻略し中外とバランスのいい攻撃で得点を重ねた広島。ディフェンスでは激しいプレッシャーから富山のターンオーバーを誘発し、得点を重ねた。課題であったディフェンスがうまく機能した広島は、そこからリズムを作りこのゲームを制した。

 地元・富山県出身の上澤俊喜選手はGAME1の試合後「凱旋試合ということで気持ちを入れて試合に臨んだ。その結果、チームの勝利はもちろんだが、シュートを決めることができたので良かった。この体育館にも思い出があり、朝日町からもたくさんの人が来てくれたので、勝てて良かった」と話し、その勇姿を見せられた試合に満足していた様子。

 またGAME2の試合後、ミリングHCは「一週間で5試合というハードなスケジュールの中で選手は戦い抜いてくれた。勝利で終わることができて嬉しく思う。序盤はタフなゲームになったが、しっかりと落ち着いて勝利を掴むことができた」と、選手たちの奮闘を称えた。

広島ドラゴンフライズのホーム・広島サンプラザ

 現在、西地区3位で2位の琉球ゴールデンキングスとの差は3。次は4月1日にホームの広島サンプラザで、京都ハンナリーズと対戦定予定。

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