◆プロを目指すきっかけは甲子園での投球

─これまでの野球人生を振り返っていただきましたが、河野投手にとってターニングポイントとなる試合などはありますか?

 「高校3年のときに春のセンバツ甲子園に出場したのですが、そこで150キロを出すことができて、完封したことですね。全国の舞台で結果が出たということが現時点の野球人生の分岐点と言いますか、それこそ高校のときにプロを目指すきっかけになった試合でした」

─実際にプロ入りされて、現在も慣れないこともあるかと思います。社会人野球とプロ野球との違いで戸惑っていることなどはありますか?

 「いまは毎日が野球の日々なので、息抜きの場所がまだ分からなくて……。どういうふうにみなさん息抜きをしているのかなと思うので、タイミングがあれば先輩方にも聞いてみたいですね」

─同期入団の益田武尚投手や長谷部銀次投手は同じ社会人野球出身ですが、どのような存在ですか?

 「お二人とも僕よりも年上なのですが、社会人時代から知っていますし、すごく優しく接してくれていて、頼りになる存在ですね」

─最後にプロ1年目の目標を聞かせてください。

「任されたポジションで1年間一軍定着を目標に臨みたいです」

◆河野 佳(かわの けい)
2001年8月23日生、兵庫県出身
175cm・82kg/右投右打/投手
広陵高ー大阪ガスー広島(2022年ドラフト5位)

河野佳選手のインタビューを掲載! 広島アスリートマガジン4月号は、新井新監督が表紙に登場! 広島のスポーチームを率いる監督たちの哲学にもご注目ください