カープは1日、高橋建投手コーチ、横山竜士投手コーチと来季の契約を締結しないことを発表した。

退団が発表された横山二軍投手コーチ

 高橋建コーチは1994年ドラフト4位でカープに入団し、先発、中継ぎとして場面を問わず登板。2003年には開幕から8連勝をあげるなど、左腕エースとして活躍した。2009年にニューヨーク・メッツへ移籍すると、中継ぎとして28試合に登板。防御率は2.96をマークするなど遅咲きのメジャーリーガーとして注目された。2009年にカープに復帰すると、引退後は阪神でコーチに就任。2022年にカープ投手コーチに就任すると、二軍で若手投手の育成に尽力していた。

 横山コーチも高橋建コーチと同じく1994年、ドラフト5位でカープに入団。セットアッパーとしてチームを支えると、2012年には23試合に登板して防御率0.42をマークするなど活躍した。2014年限りで現役を引退すると、解説者を経て2019年にカープの投手コーチに就任。2024年から二軍投手コーチを担当していた。