サンフレッチェ広島は、FWのピエロス・ソティリウが、負傷した左大腿部の治療のため一時帰国したと発表した。再来日の時期は未定。

2022年シーズンから広島に所属するピエロス・ソティリウ

 ピエロスはキプロス出身の30歳。キプロス代表経験もあるFWで、昨シーズン8月から広島に所属している。同月27日(C大阪戦、◯3-0)にJリーグ初ゴールをマークすると、ルヴァン杯決勝戦ではアディショナルタイムに2点を挙げて劇的な逆転優勝をお膳立てしたストライカーだ。

 2023年シーズンはここまで9試合に出場し1得点を挙げ、EURO2024予選に臨むキプロス代表にも選出されていたが、今回のアクシデントにより辞退することも発表されている。

 和製ストライカー・満田誠が負傷離脱し、復帰時期が未定となっている広島にとって、昨季タイトル獲得に貢献した外国人ストライカーの離脱は、更なる痛手となりそうだ。