7月31日(月)、広島ドラゴンフライズのBリーグプレミア参入に向けた記者会見が広島市西区の球団事務所で開かれた。

 Bリーグプレミアとは2026年から始まるB1リーグの新名称で、開幕時は原則最大18クラブが参入する予定のプロバスケットボールのリーグとなる。このリーグに参入するためには、売上高12億、入場者数4000人、基準を満たしたアリーナの確保といった主要3条件が求められている。

会見に臨む、広島ドラゴンフライズ浦伸嘉社長

 このBリーグプレミアへ参入へ向け、広島ドラゴンフライズ浦伸嘉社長は「3つの大きな条件は、クラブとして広島の方々と共に必ずクリアできると信じている。18クラブ選定の枠の中で20を超えるクラブが参戦表明をする見込まれるので、まずは確実に18枠の中に残るよう引き続き取り組んでいく」とコメント。
 さらに「これまで以上に地域の方々や、多くの地元企業と連携を取り、愛され、応援され続けられるチームであることを目指していきたい」とし「来場されたすべての人にフラットな感覚でバスケットを楽しんでいほしい。クラブ創設10周年を迎え、球団としても家族や友人を誘いやすいキャンペーンや企画をさらに増やし、より多くの方へ試合に足を運んでもらいたい」と語った。

 広島ドラゴンフライズは現在、広島市西区の広島サンプラザをホームアリーナとしているが、4493席(2023-2024年予定)と収容人数の限界があるため、より大きな広島グリーンアリーナ(広島市中区)をホームとする構想を、2026-2027シーズンに向けて広島県と協議を重ねている。

「広島に根差し、より広島らしく、広島のために。全ては広島のために『広島プライド』という言葉を掲げてチーム運営をさせていただいている。Bリーグプレミア参入にはへ、広島のみなさんの力がもっと必要です。広島を盛り上げるため、広島ドラゴンフライズと共に歩んでいきましょう」と、広島とともに世界一のチームを作るための意気込みを熱く語った。