2023年シーズンもいよいよ大詰め。残り10試合を切りCSに向けて、各選手のコンディション調整に入っているチームもあるだろう。ただ、最後まで油断のできない今シーズンの順位争い。悔しくも優勝は逃したが、なんとしてもマツダスタジアムでのCS開催をするため、2位は死守してもらいたいのは多くのファンが望むところだ。

来月には2023年プロ野球ドラフト会議が開催され、新しい選手たちがまたプロの門を叩こうとしている。そこで、初めてのシーズンを戦った2022年ドラフト入団選手10選手たちの今シーズンの成績を、ここで振り返ってみよう(9月20日時点での成績)。

球団から出世番号『63』を託された内田湘大。

【2023年カープ入団選手】
1位 斉藤優汰(苫小牧中央高)投手
2位 内田湘大(利根商高)内野手
3位 益田武尚(東京ガス)投手
4位 清水叶人(高崎健康福祉大高崎高)捕手
5位 河野 佳(大阪ガス)投手
6位 長谷部銀次(トヨタ自動車)投手
7位 久保 修(大阪観光大)外野手
育成1位 名原典彦(青森大)外野手
育成2位 中村貴浩(九産大)外野手
育成3位 辻 大雅(二松学舎大付高)投手

◆1位 47 斉藤優汰(苫小牧中央高)投手
長身から150kmを超えるストレートを投げ込む本格右腕。将来のエース候補として、1年目はまずは体づくり重点におき、プロで通用する体を手に入れたい。
【2023年成績】
(一軍成績)出場なし
(二軍成績)登板試合:5、投球回数:15.2、0勝1敗0セーブ、防御率4.02

◆2位 63 内田湘大(利根商高)内野手
高校時代は投手もしていたが、高校通算36本塁打のパンチ力を期待され三塁手として鍛錬の日々を送る。1日でも早い一軍デビューを目指す。
【2023年成績】
(一軍成績)出場なし
(二軍成績)出場試合:78、本塁打:0、打点:19、盗塁:0、打率.165

◆3位 26 益田武尚(東京ガス)投手
150kmを超えるストレートと鋭い変化球を武器に、即戦力右腕として期待され入団。8月10日のヤクルト戦でリリーフとして一軍デビューした。
【2023年成績】
(一軍成績)登板試合:8、投球回数:11、1勝0敗0セーブ、防御率1.64
(二軍成績)登板試合:22、投球回数:46.1、0勝4敗0セーブ、防御率4.66

◆4位 62 清水叶人(高崎健康福祉大高崎高)捕手
素早い二塁送球を可能にする強肩と、パンチ力を兼ね備えた捕手。高校通算24本塁打を記録するなど、打撃面でも期待ができる左打者だ。
【2023年成績】
(一軍成績)出場なし
(二軍成績)出場試合:21、本塁打:0、打点:1、盗塁:0、打率.244