1月14日にアイスホッケーアジアリーグ、H.C.栃木日光アイスバックス対レッドイーグルス北海道のエイジェックスペシャルマッチデーが日光霧降アイスアリーナで行われた。試合はGKの福藤豊が好セーブもあり、3対0でアイスバックスが勝利した。

イーグルスに勝利し、喜ぶアイスバックスの選手たち

 試合前には、エイジェック女子硬式野球部の吉田えり選手兼コーチが、アイスバックスサイレンで会場を盛り上げて試合が開始。

  前日の試合では大量失点を喫していたアイスバックスだが、この日は好ディフェンスを連発し強豪のイーグルスにゴールを割らせなかった。試合が動いたのは第1ピリオド終盤、13分53秒にFW寺尾勇利が叩き込み先制に成功。ゴールと共に、会場はアイスバックスファンの歓声に包まれた。

 先制に成功したアイスバックスは第2ピリオドに入ると、ケガから復帰したFW出口圭太が22分50秒に追加点、さらに31分33秒にはFW清水怜が鋭い一撃を決めるなど、東洋大出身コンビが立て続けに得点を上げ3対0とイーグルスを引き離した。 

 この日冴えていたのはGKの福藤豊だ。試合を通し30本越えのシュートを浴びるも好セーブを連発。前日の大量失点の雪辱を晴らす鬼気迫るプレーでチームを鼓舞し続けた。

  今季も後半戦に入り、シーズン前に選手の口から出た「全日本選手権とシーズン優勝」の目標に向けては、1戦1戦の結果が重要となる。

① 13分53秒 ゴール寺尾勇利(アシスト1相馬秀斗 アシスト2磯谷奏汰)
② 22分50秒 ゴール出口圭太(アシスト1佐藤大翔 アシスト2坂田 駿)
③ 31分33秒 ゴール清水 怜(アシスト1鈴木雄大 アシスト2鈴木健斗)