5月15日、エディオンピースウイング広島に鹿島を迎えてのナイトゲームを開催した広島は、序盤に2点を失う苦しい展開でスタート。後半に1点を返すも、試合終了間際にさらに追加点を与えてしまい、名古屋戦に続いてホームでの複数失点による敗戦となった。

3失点目の直後、ピッチに倒れ込む大迫敬介。
 試合後の会見でスキッベ監督は、「残念ながら、前半の15分で自分たちのサッカーを見せることができなかった。名古屋戦と同じだ。不必要なボールロストから失点につながってしまった。その後すぐに、不必要なPKを与えてしまったのは残念。ただ、その後自分たちは盛り返すことができたとは思っている。攻撃のチャンスもあったし、セットプレーもできた。同点にできるチャンスは十分にあったと思っている。だが、結局相手にカウンターのチャンスを与えてしまい、3ー1にされてしまった。今日は全体の流れのなかで、鹿島のほうがゴールに近かったのだと思う」とコメントした。

 ミックスゾーンに姿を現した選手たちは、それぞれの課題を口にしながらも、「次の試合がすぐにやってくる。名古屋戦、鹿島戦の結果や課題を受け止めて勝ちにいくだけ」と前を向いた。広島は次節、アウェイで京都と対戦する。6試合ぶりの勝点をつかめるか、ファン・サポーターからの注目が集まりそうだ。