第19回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会の決勝戦が8月13日に、成田市営大谷津球場で行われ、エイジェックは読売ジャイアンツに2-3で敗れた。
2021年以来、3年ぶりの優勝を目指すエイジェックは初回と3回に、日本代表でも活躍する4番・生井美桜の2本のタイムリーで2点を先行し、試合の主導権を握った。しかし、5回まで散発の2安打と完璧に抑え込んでいた古谷恵菜が6回にジャイアンツ打線に捕まり、一挙5安打を集められて3点を奪われる。7回には二死から2番・阿部希のヒットを足掛かりに満塁のチャンスをつくるも、あと一本が出なかった。
エイジェックは昨年、ヴィーナスリーグを3連覇したものの、二大大会のタイトルを逃す、悔しい結果となった。今年も準優勝に終わったが、女王奪回の大きな足掛かりとしたいところだ。
また、この大会でチームトップの打率5割7分1厘と活躍した生井は、優秀選手賞を受賞した。7月28日~8月4日に行われた『第9回WBSC女子野球ワールドカップ』では日本代表にも選出されており、2戦目のカナダ戦で4番に座るなど、8打数5安打6打点の活躍で日本の7連覇に貢献している。