サンフレッチェ広島は2日、元ポルトガル代表のFWゴンサロ・パシエンシアを完全移籍で獲得したことを発表した。

エディオンピースウイング広島元年のタイトル獲得なるか

 パシエンシアはポルトガル出身の30歳。ドイツのフランクフルトやシャルケでプレーした経験を持ち、2022-23シーズンはスペインのセルタに所属。シーズン途中からボーフムに期限付き移籍すると、元広島の浅野拓磨と共にプレーしていた。

 パシエンシアはクラブを通じて、以下のようにコメントを発表。

「私の人生の新たな挑戦にうれしく思っており、モチベーションが高ぶっています。サンフレッチェ広島の一員として敬意とプロフェッショナリズムを持って頑張りたいと思います。ファン・サポーターの皆さんにお会いできることを楽しみにしていますし、新しいスタジアムでチームのエンブレムの入ったユニフォーム姿を早く見せたいです。私もチームの目標に向かって戦い、努力していきます!」

「ここは私が最初から来たいと思っていた場所であり、私がこれまでのキャリアで築いてきたことと同様に、戦うことができるチームだと感じました。この素晴らしいクラブに導いてくれたミヒャエル・スキッベ監督とセハット・ウマルコーチに感謝したいです。新しいチームメート、スタッフの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。またすぐに会いましょう!」

 すでに家族と共に広島入りしており、クラブ公式SNSでは、エディオンピースウイング広島でサインを交わす姿が公開されている。

 パシエンシアは9月3日のトレーニングからチームに合流予定。リーグ・ルヴァン杯・天皇杯・ACL2と複数のタイトル獲得の可能性を残す広島は、9月以降、過密日程での連戦が控えている。新スタジアム元年のタイトル獲得に向け、トルガイ・アルスラン、川辺駿に続く強力な新戦力の加入となった。