◆東出輝裕 新監督就任を機に同学年・梵と鉄壁二遊間を形成

【2005年成績】39試合/67打数/打率.209/14安打/1本塁打/3打点
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【2006年成績】138試合/504打数/打率.282/142安打/0本塁打/23打点

 カープ伝統の機動力野球の申し子として1年目から一軍での経験を持つ東出輝裕。2~4年目はショートとしてチームトップの試合出場数を記録したが、5年目の2002年、故障により戦線離脱。以降ライバルの台頭などもあり2005年には39試合の出場に留まっていた。

 そんな東出の状況が一変したのが、2006年。マーティー・ブラウン新監督の就任、そしてそれまで二塁手を務めていた山﨑浩司の打撃不振により、再び二塁手のレギュラーに返り咲いた。

 同年に入団した社会人ルーキー・梵英心と共に形成した二遊間コンビは、同学年ということもあり試合を重ねるごとに徐々に連係が深化。2000年代カープを代表する二遊間コンビとして、鉄壁の守備でチームを支えていった。