2024年のドラフト2位で入団し、今季、プロ1年目のシーズンを迎えているカープ佐藤柳之介。一軍昇格に向け二軍で汗を流すルーキー左腕が、胸に秘めた一軍への思いを語る。
◆プロの厳しさに直面しつつも、「負けたくない」思いも
2024年ドラフト2位で入団した即戦力左腕は、今シーズン序盤までをこう振り返る。
「今は二軍にいますが、すぐに一軍に上がりたいです。やはり負けたくないという気持ちがあります」
細かい制球や投げ込む力、プロの世界で百戦錬磨の打者を相手に物怖じしないメンタルを課題にあげ、「自分は投げ込めるタイプだと思っていたが、プロの世界ではまだそれができていないと感じています。インコースならインコース、決めるところをしっかり決められる投球ができるようになりたい」と、現状はプロの難しさを感じている。
いま掲げる目標は 『1勝』だ。
「まず1勝です。それを達成してから、次の目標を決めたいです」。
見据えた未来を現実のものにしながら、着実にプロの階段を上がっていきたい。
■佐藤柳之介(さとう・りゅうのすけ)
2002年11月1日生、宮城県出身
179cm 87kg/左投左打/投手/プロ1年目・22歳
東陵高ー富士大ー広島(2024年ドラフト2位)