7月27日、桧原運動公園野球場(福岡県)で行われた、フレッシュリーグのチャンピオンを決める『エイジェックカップ第38回夏季九州選手権大会』決勝戦で、佐賀フィールドナインが福岡ウイングスを9対1で破り、2年ぶりの優勝を果たした。

優勝を果たした、佐賀フィールドナイン

 福岡ウイングスは初回、先頭の西田伸治郎が左越えの三塁打で出塁すると、続く尾﨑琉夏の犠飛で1点を先制する。

 1点を追う佐賀フィールドナインは、決勝でも強打が炸裂した。3回、2死一、二塁から、3番・片山碧士、4番・草野瑠哉、5番・久我海俐が3連続適時打を放ち逆転。続く4回にも片山の2点適時打が出るなど、6回まで毎回小刻みに得点を重ねた。

 投げても先発の片山が4回まで試合をつくると、5回からは久我が2回4奪三振の力投で試合を締め、9対1で福岡ウイングスを下した。

 佐賀フィールドナインは、8月28日から行われる、中学硬式野球各団体の優勝チームが集う『3rd エイジェックカップ 中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ』に、2年ぶり2度目の出場となる。前回出場の2023年(第1回大会)では、準優勝を果たしており、今回も上位進出が期待される。