サンフレッチェ広島は26日、トップチームの指揮を執るミヒャエル・スキッベ監督が、今シーズン限りで退任すると発表した。
スキッベ監督はドイツ出身の60歳。ドイツ代表コーチやギリシャ代表監督のほか、レバークーゼン、グラスホッパーなど欧州のクラブを中心に指導者として活躍し、2022シーズンから広島の監督に就任した。
就任1年目に前年リーグ11位と苦しんだクラブを3位に押し上げると、同年、クラブ初となるルヴァン杯タイトルを獲得。以降も毎シーズンのようにリーグ上位を争う強豪クラブへと成長させた。ユニークな人柄で多くのファン・サポーターにも親しまれ、ベンチ入り停止となった試合ではスタジアムのゴール裏に登場して周囲を驚かせた。2022年、2024年にはJ1リーグ優秀監督賞を受賞。
12月10日にエディオンピースウイング広島で行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)上海申花戦が、スキッベ広島のラストゲームとなる予定だ。

