◆2019年/ジェットコースターのような乱高下で借金ターン/38勝43敗3分
<シーズン順位・4位/70勝70敗3分>

 リーグ4連覇、35年ぶりの日本一を掲げてスタートした2019年シーズンは、開幕直後から王者らしからぬ戦いぶりに終始した。エース・大瀬良大地の圧巻の投球で幸先の良いスタートを切ったものの、その後は開幕から5カード連続で負け越し。試合を重ねるごとに借金を積み重ねていった。

 4月中旬から調子を取り戻し、令和の幕開けとなった5月には球団最多の月間20勝をマーク。両リーグ最速で貯金を10にまで伸ばしてみせた。

 ところが交流戦に入ると再び打線が沈黙し、球団4度目となる交流戦最下位が決定。リーグ再開後も負の連鎖が続き、20年ぶりの11連敗を記録した。ジェットコースターのような乱高下を繰り返したチームは、38勝43敗の借金5で前半戦を終了。結果的に前半戦の失速が響き、最終的には4年ぶりのBクラスに沈むこととなった。