◆2018年/4月下旬以降は首位を独走。プロ野球史上初の記録も樹立/43勝32敗1分
<シーズン順位・1位/82勝59敗2分>

 開幕直後から“タナキクマル”が機能。鈴木誠也や會澤翼らの中軸も好調をキープし、過去2年と同じく圧倒的な打撃力でペナントレースを優位に進めていった。

 丸の故障離脱で一時暗雲が立ち込めたが、その穴を埋める形で野間峻祥が台頭。結果、4月下旬以降は一度も首位を譲ることなく、この年も独走の形でシーズンを駆け抜けていった。

 またポイントとなる首位攻防戦では、ことごとく2位チームを叩くなど、シーズン通して隙のない野球を展開。プロ野球史上初となる『3年連続、2位に6ゲーム差以上をつけての前半戦首位ターン』という記録を打ち立ててみせた。

 結果的にカープは球団史上初となるリーグ3連覇をホームのマツダスタジアムで達成。27年ぶりに地元広島での胴上げを実現させた。