若手選手が躍動し、新たなヒーローの活躍にカープファンの期待が集まっている今シーズン。その裏側では、灼熱の由宇練習場を舞台に一軍昇格に向けた激しい競争が繰り広げられている。

 今季、高卒プロ4年目を迎えている内田湘大も、一軍昇格を狙う若鯉のひとりだ。日々鍛錬を積む内田が、二軍で向き合う課題とは。(取材は2026年6月上旬)

昨季は一軍6試合に出場。プロ4年目の今シーズンは打撃の課題と向き合い一軍昇格の時を待つ

◆打撃面の課題と向き合い続ける、4年目を迎えた若き長距離砲

 「課題はバッティング。特に、試合中の考え方や修正の部分だと思っています」

 プロ4年目を迎えた内田。開幕後も二軍では多くの試合に出場しながら、一軍昇格を目指して腕を磨いている。

 昨夏、大野練習場でバットを振り込んでいた内田は「自分にはすべてが足りていない」と厳しい表情でそう語った。2025年シーズンは8月に一軍へ昇格したものの、代打で出場した試合で三振を喫すると翌日に登録抹消。悔しさを味わった分、多くの課題と向き合うシーズンにもなった。

 その経験を糧に迎えた今シーズン。内田は再び一軍の舞台に立ち、出場機会をつかむことを目指している。

「練習からミスショットを少なくすることや、ミートというところは意識しています。昨シーズンから引き続き取り組んでいることですが、今年も変わらず取り組んでいきたいです。とにかく一軍に上がるしかないですし、結果を意識してアピールしたい」

 そう語る内田が見据えるのは、一軍昇格、そしてその舞台で結果を残し続けることだ。多くの若手野手が一軍で活躍を見せる今シーズン、悔しさを糧に成長を続ける若武者が、再び一軍の扉をたたく。

■内田湘大(うちだ・しょうだい)
2004年9月22日生/長野県出身
183cm/97kg、右投右打
利根商高-広島 (2022年ドラフト2位)

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