8月27日、第4回エイジェックカップグランドチャンピオンシリーズが開幕する。今年も、ボーイズ、ポニー、フレッシュ、リトルシニア、ヤングの5団体の夏季選手権を優勝したチャンピオンチームが一堂に会し、『真の日本一』を目指す戦いが始まる。

 各団体を代表する強豪が顔をそろえ、白熱した戦いが期待される中、当然注目選手も目白押しだ。まずは9月に開催される、U-15W杯の日本代表に選出された2選手を中心にピックアップしていきたい。

中学通算56本塁打を放つ、SKポニーの神山大地選手。

◆中学通算56本塁打の衝撃 SKポニー・神山大地

 185センチ85キロと中学生離れした体格から、鋭い打球を飛ばすスラッガー。全日本選手権でも6試合で2本塁打を放った。中学通算の本塁打数も50本を超え、ポニーリーグの広澤克実理事長も、閉会式の挨拶で「ポニーリーグの歴史で一番のバッター」と絶賛した。

 大柄な体格の左打者で捕手、となると、九州学院高校時代の村上宗隆(ホワイトソックス)や、今年2年生ながら大学日本代表に選出された井上和輝(法政大)が将来像になるだろう。

◆小学生時代から注目の大型ユーティリティ 兵庫伊丹ヤング・土山碧斗

 確実性のあるバッティングとハンドリングの柔らかい遊撃守備が映える身長183センチの大型遊撃手。一方でマウンドに上がれば140キロ近い速球と鋭いスライダーを投げ込む投手としても活躍する。小学生時代から『タイガースジュニア』に選出されて注目を集めた逸材が、中学生になっても順調に成長を続けている。

 憧れの選手に挙げる坂本勇人(巨人)のように好守にチームを牽引する存在になるイメージができる。

◆世界に目を向ける2年生の好打者 浜松北ボーイズ・松本讃大

 広島東洋カープにそっくりなユニホームを身に纏い、読売ジャイアンツのジュニアユースである、多摩川ボーイズを破って優勝した浜松北ボーイズ。そんなチームで2年生ながら3番サードを任されているのが松本讃大だ。

 2年生らしく細身ながら長打力もあり、選手権決勝では決勝の適時打も放った。憧れはボビー・ウィット・ジュニア。将来の夢は「日本代表」と、目は既に世界を向いている。

◆フレッシュリーグが誇る「打の破壊王」 谷山イーグルス中学部・櫨木琥珀

 フレッシュリーグ選手権では3試合で8安打、うち半数の4本が長打。とにかく打ちまくり、走りまくった強打の捕手だ。指揮を執る内村和真監督も「打の破壊王」と厚い信頼を寄せる。

 まだ小柄で、身体的にも伸びしろを十二分に残している印象で、高校進学後の大化けも期待できる。今大会ではどんな『破壊』を見せつけてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。

◆足にこだわる最速の男 武蔵府中リトルシニア・竹原廉人

 エイジェックカップグランドチャンピオンシリーズに選手登録された100名の選手で、唯一自己申告の50m走タイムが5秒台(5.9秒)だったのが、竹原廉人だ。アピールポイントは『内野安打』で、憧れの選手は周東佑京とサニブラウン・アブデル・ハキーム。憧れの選手に野球選手以外を記入したのも竹原ひとりで、“足”への強いこだわりがうかがえる。

 武蔵府中リトルシニアの外野陣は1番の太田恭伍、4番の高野煌大と俊足の選手がそろう。打っては外野の間を鋭く破り、守っては広大な守備範囲でチャンスの芽を摘み取る。スピードを活かした野球で神宮を掻き回す。

<エイジェックカップ試合情報>

8月27日@エイジェックスタジアム
【準々決勝】9:00 SKポニー(ポニーリーグ代表) vs 谷山イーグルス中学部(フレッシュリーグ代表)

8月28日@明治神宮野球場
【準決勝】8:00 浜松北ボーイズ(ボーイズリーグ代表) vs 準々決勝の勝者
【準決勝】10:30 武蔵府中リトルシニア(リトルシニア代表) vs 兵庫伊丹ヤング(ヤングリーグ代表)
【決勝】13:30