9月15日、待望の今季第1号が飛び出した中村奨成。ヤクルトの先発・吉村貢司郎の初球を神宮球場のレフトスタンドに叩き込むと、カープファンからは大きな歓声が上がった。
昨季は出場試合、打席数、打数、本塁打数・・・とあらゆる指標でキャリアハイを更新した中村奨だったが、今シーズンは開幕スタメン出場もその後は苦戦。ペナントレース最終盤に向けて起爆剤として期待のかかる中村奨が、昨季オフに語っていたチームとファンへの思いとは。2025年の独占インタビューを、再編集してお届けする。
(『広島アスリートマガジン』2025年11月発売号掲載記事を再編集)
◆2025年に数字が残せたのは、多くのサポートのおかげ
─2025年シーズンは、中村選手にとって多くのキャリアハイを更新したシーズンになりました。相手投手からの攻め方にも変化を感じましたか?
「変わったと思います。2024年までは代打が多かったので、変化球での攻めが多かった印象です。スタメンで打席数も立たせていただくと、やはりそれまでとはデータを比べても攻めの違いを感じました。その中で打っていかなければなりませんが、僕1人の力ではここまで打てなかったと思います。スコアラーさん、コーチの方々を含めて、いろいろな方がアドバイスしてくれるおかげで、ある程度数字を残すことができたと思います」
─特にマツダ スタジアムでの打率が高く、良い数字が残っています。
「マツダ スタジアムは好きですね。景色だったり、打席からの風景も含めて、もちろんホームということもありますし、気持ちの余裕も持てますし、僕は一番好きな球場です。2025年はマツダ スタジアムで何年かぶりにお立ち台にも立たせてもらいましたけど、シーズンを通してこんなに立てると思っていなかったので、自分でも正直びっくりしていました。それだけチームに貢献できたのかなと思います」
─キャリアハイの数字が並びましたが、意識した数字はありますか?
「こんなに一軍でプレーするのは初めてでしたし、毎日全力を出してきました。その中でここまで数字を残せると思っていませんでしたし、自分でも驚いています。あえて意識した数字をあげるなら、出塁率と打率ですかね」
─試合を重ねるごとに中村選手への声援が特に大きくなっていました。
「こんなにもたくさんのファンの方々から応援していただけることには、本当に感謝しかありません。ありがたいことだと感じています」
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