2024年ドラフト1位でカープに入団し、プロ2年目のシーズンを迎えている佐々木泰。大学時代には多くの経験を積み、プロへの道を切り拓いた。
ドラフト指名直後に行った独占インタビューでは、プロ入りへの思いとともに、これまで自身を支えてくれた恩師についても語っていた。今回は、佐々木が当時語った恩師への思いや印象に残っている言葉を、改めて振り返る。
(『広島アスリートマガジン』2024年12月号掲載記事を再編集)
◆佐々木を支えた恩師の言葉
─2024年ドラフト会議で、カープから1位指名を受けました。これまでの野球人生のなかで、佐々木選手の心に残っている恩師の言葉などがあれば聞かせてください。
「県岐阜商高時代の鍛治舎監督が言ってくださって心に残っているのが、『思わないことは叶わない』という言葉です。どうせ無理だろうと思うんじゃなくて、日本一を達成するという思いを常に持って行動していけば、日常生活も全部野球につながってくると思っています」
─それを実感する場面があったのでしょうか。
「最初は『そんなの嘘だろ?』と思っていましたけど、ゴミをちゃんと分別することだとか、そういう当たり前のことをきちんと継続してやってくることができましたし、全部つながっているんだと思って生活しています。大学の安藤寧則監督は『一生懸命が一番かっこいい』とよく言われています。2年ぐらいまでは自分の結果に左右されながらやっていたので、手を抜いたりするシーンもよくあったと思うんです。ですが今は、たとえばフライでもダッシュで走ったり、頑張って常に自分の結果に左右されることなく継続してやっています」
─『一生懸命が一番かっこいい』。その言葉に出会うまでは、一生懸命がちょっと恥ずかしいという思いもあったのですか?
「平凡なフライでも全力で走ったりするのは、ちょっとダサいというか……そういう感覚が実際はありました。でも今ではちゃんと走り切ることが一番かっこいいと感じます。これは、青山学院大のみんなも全員が思っていることです」
─ご自身のアピールポイントは、どういうところでしょうか?
「得点圏やチャンスでの自分の打席は、自分でも特に気持ちが入る場面でもあるので、そこで一本出せるかどうかというところを、ファンのみなさまには期待して見てもらいたいと思います」
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