11月15日、広島・エフピコアリーナふくやまにて、広島ドラゴンフライズと宇都宮ブレックスのリーグ第8節・GAME2が行われた。宇都宮といえば日本人初のNBAプレーヤーである田臥勇太や、日本代表選手を多く抱えるスター軍団。注目カードということもあり、この日も前日に続きチケットが完売となる1740人の観衆が詰めかけた。

昨季、B2リーグMVPに輝くなどB1昇格の原動力となったグレゴリー・エチェニケ選手。今季も攻守両面でチームを牽引している。

<1Q>
昨日とは打って変わり、開始直後から広島が攻勢を仕掛ける。まずはジャマリ・トレイラーがレイアップで先制すると、その後もトレイラーの連続得点で一気に流れを掴み、25-13で第1クォーターを終了。

<2Q>
第2クォーターも開始から朝山正悟がジャンプシュートを決めるなど良い出だしを見せたが、宇都宮の比江島慎に確率良くスリーポイントを決められる。強度の上がった宇都宮のディフェンスに苦戦し、ターンオーバーが増えたところで一気に逆転を許し、35-43で前半を終了。

<3Q>
第3クォーター前半はお互いが点を取り合う展開になるも、中や外とバランス良く確実に得点する宇都宮に徐々にリードを広げられ52-64で終了。

<4Q>
開始から宇都宮が猛攻を仕掛け、広島がさらにリードを広げられる。朝山がスリーポイント、アイザイア・マーフィーがジャンプシュートを決めるも試合序盤の勢いを取り戻せず、71-85で広島が敗退した。

広島は川崎ブレイブサンダース戦や富山グラウジーズ戦と同様に、GAME2では初戦で見えた綻びを修正しリードを奪ったまま第1クォーターを終了。だが第2クォーター以降は首位をひた走る宇都宮に押し切られ、エフピコアリーナふくやまでの初勝利はお預けとなった。
広島は次節(12月2日)、広島サンプラザホールで滋賀レイクスターズ(6勝9敗/西地区6位)と対戦する。