─ これまでの登板を振り返って投球の感覚的に良かった試合はいつの試合ですか?

「先ほどからお話ししている3月30日の巨人戦が自分の中では良かったですね。コースが甘い部分は多少ありましたが、直球のスピード、強さはこの試合が一番良かったと思います」


─ 4月13日のDeNA戦でプロ初完投をマークされましたが、あの試合の調子はいかがでしたか?

「ブルペンから直球があまり良くなくて調子自体は良くなかったんです。會澤(翼)さんから『試合に入っても直球が良くないようだったら変化球多めでいくぞ』と言われていました。試合に入ってみると案の定、あまり直球が良くなかったんですが、しっかり気持ちを切り替えて変化球を低めに集めて内野ゴロを打たせることができました。それが結果的に完投につながったのだと思います」


─ ちなみにDeNA戦で完投を意識したのは何回ぐらいからだったのでしょうか?

「7回ですね。7回時点で自分の球数があまり多くなかったので『これは、もしかしたら……』と思いましたね(笑)。ただ完投という言葉が頭をよぎった直後に『変に欲張ったらいけないか』とも思ったので、8、9回はとにかく一人ひとり目の前の打者を打ち取っていこうという気持ちに切り替えました」


(広島アスリートマガジン2019年6月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 床田寛樹(とこだひろき)
1995年3月1日生・兵庫県出身/181cm・85kg/左投左打/投手/プロ3年目・24歳
【今季成績】7試合 4勝2敗 45.2回 40奪三振 防御率2.36
※数字は5月16日時点