ついに開幕した2026年のプロ野球。開幕前から大きな話題となっていたのは、2025年ドラフト1位・平川蓮だ。オープン戦ではルーキーながら最多安打をマークするなど期待を集めた。

 開幕戦では、1番・センターでスタメン出場。9回に放ったプロ初安打は同点タイムリーとなった。同じくプロ初スタメンを飾ったドラフト3位ルーキー・勝田成とともに、開幕戦勝利に大きく貢献した。

 ここでは、キャンプイン直前に収録した平川のインタビューをお送りする。背番号『51』が語ったプロでの意気込みを紹介する。(全2回/第2回)

オープン戦では主に1番で出場。3番、5番とクリーンナップを任される試合もあった

◆強肩とミート力に自信あり。両打席で本塁打を打ちたい

ーお話を伺っている今現在はプロ初のキャンプイン前ですが、現時点で感じている手応えや課題があれば教えてください。

「肩の強さとミート力は、プロの世界でも通用するのではないかという手応えを感じます。ただ、走塁面はまだまだ突き詰めていく必要があると思っています」

ー平川選手はスイッチヒッターということでも話題となりました。

「もともとは両打ではなかったんです。大学3年の時に左打をするようになったのですが、それまではずっと右打ちでした」

ー左打に転向した理由があったのでしょうか。

「肘のケガをして、右のスイングができなくなったのが理由です。大学2年から野手に転向したのですが、当時は左打だけでした。ただ、『なんだかつまらないな』と感じるようになって……。監督からも、もう一度右打に挑戦したらどうかと言っていただけたので、両打をするようになりました。結果的に死球が少なくなりケガが減ったので、いまはスイッチヒッターに転向して良かったと感じています」

ープロ野球界でもスイッチヒッターは非常に少数ですが、目標とする選手は?

「シンシナティ・レッズのデラクルーズ選手です。デラクルーズ選手も体の大きなスイッチヒッターですし、左右どちらの打席でも本塁打を打つことができる選手なので、自分もそういう選手になっていきたいと思います」

ーカープOBには、髙橋慶彦さん、山﨑隆造さん、正田耕三さんといった、スイッチヒッターとして活躍したレジェンドが多数います。平川選手にもスイッチヒッターとしての活躍を期待するカープファンの方々も多くいます。

「まずは一軍で1シーズンを通して戦い抜くことを目標に、スイッチヒッターとして活躍された先輩方に追いつき、いつかは追い越せるように頑張っていきたいと思います」

■平川蓮(ひらかわ・れん)
2004年3月31日生、北海道出身・21歳
187cm・93kg・右投両打
札幌国際情報高-仙台大-広島 (2025年ドラフト1位)

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