開幕3戦で2ゴールと新天地・広島でその実力を爆発させているエミル・サロモンソン 。母国・スウェーデンでの代表経験もある実力者はなぜ初の海外移籍の場として日本の広島を選んだのか? 右サイドからピッチを切り裂くアタッカーに思いを聞いた。

─ 自身のここまでのプレーについて自己評価としてはいかがですか?

「日本に来ることは自分にとってプレッシャーもありましたが、周囲の助けもありすごく暖かく迎えてもらいました。そのおかげで日本にきてからここまでの数カ月は満足いく形でスタートを切れたと思います。自分の強みである、スタミナやスピード、そして戦う気持ちを全面に押し出したプレーもできていますし、ある程度自分の中でも満足できています。もう少し守備のレベルを上げていくことができれば、もっとチームに貢献できるようになるんじゃないかと思っています」


─ キャンプではチームとしてハードなトレーニングを行ったようですが、これまでとの違いを感じたり、戸惑いはありませんでしたか?

「自分は人口4000人ぐらいの村出身で、そこを抜け出すためにはサッカーでハードな練習を積んでいく必要がありました。ですので、ハードな練習には慣れていると思いますし、このクラブのメンタリティーや選手の謙虚な姿勢がすごく自分に合っていると思いました。そういう意味で戸惑いはあまり感じませんでしたね」