2月14日に行われた明治安田J1百年構想リーグ第2節・対岡山戦で中国ダービーを制したサンフレッチェ広島。先制を許したものの、試合を振り出しに戻す同点ゴールを決めたのがジャーメイン良だ。『点取り屋』として期待されて2025年に加入したストライカーは、昨シーズンリーグ戦4得点、カップ戦3得点と苦しんだ。

 その悔しさを晴らすかのように、リーグのホーム開幕戦で炸裂したゴール。試合は特別大会のレギュレーションに則りPK戦に突入し、5選手全員が成功させた広島が勝利をつかんだ。ここでは、勝利の立役者となったジャーメインが、昨季加入直後に語っていた言葉を再編集してお届けする。(『広島アスリートマガジン』2025年4月号掲載記事を再編集)

2月14日の岡山戦で同点ゴールを決めたジャーメイン良

◆大学で初めて練習試合をプレーしたときのような感覚

—加入1年目のシーズン、ここまでの手応えは?(※取材は2025シーズンの宮崎キャンプ中)

 「トルコキャンプでの最初の練習試合から、割とスムーズに、違和感なくプレーできています。ここ数年、広島がJ1リーグの上位で戦っているのを対戦相手として見てきて、『サンフレッチェのサッカーはこうなんだ』とイメージしやすかったことも大きかったです」

—最初の練習試合で得点を決めました。すぐに結果が出たことで、その後も落ち着いてプレーできているのでしょうか。

 「磐田時代から練習試合では得点にこだわり過ぎないようにしています。とはいえ、早い段階で結果が出たのは良かったですね」

—トルコキャンプでは 「(体力的に)きついです」と話していました。これまで経験したキャンプよりもハードでしたか。

 「到着後すぐに練習で紅白戦があり、ほぼ毎日2部練習でした。午後に練習試合がある日に午前中も練習するのは、あまり経験したことがありません。しかも1回の練習の強度、紅白戦の強度がすごく高くて、最初の練習ではかなり息が上がりました。イメージで言うと、高校を卒業して、大学で初めて練習試合でプレーしたときのような違いです」

—一緒にプレーしてみて驚いた選手は?

 「トルガイ(アルスラン)選手です。めちゃくちゃうまくて驚きました。外から見ていてもうまいなと思っていましたが、一緒にプレーしてみると、ケタ違いにうまいです」