【守備のスペシャリスト】
◆山本浩二
『ミスター赤ヘル』がNPB史上4位の536本塁打を放った強打者であったことは誰もが知るところだが、実は10年連続でゴールデン・グラブ賞(旧ダイヤモンドグラブ賞)を受賞するほどの、外野守備の名手でもあった。派手なプレーは多くはなかったが、広い守備範囲と強肩とで、堅実な守備から投手を盛り立てた。302守備機会連続無失策は、1975年当時のセ・リーグ記録。引退後は野球解説者、評論家を経て1989〜1993年、2001〜2005年の二度に渡りカープ監督を務めた。
◆高 信二
現在カープ二軍監督を務める高は、1990年代、主に守備固めとしてチームにとって貴重な存在だった。試合終盤になると、サードや二遊間などで起用され、堅実なプレーで勝利を手繰り寄せる役割を担った。派手さはないが、渋い働きをする玄人好みのユーティリティープレーヤーとして、その時代のカープを支え続けた選手である。
◆天谷宗一郎
2002年の入団から2018年の現役引退まで、カープ一筋で攻守に渡り活躍した外野手。快足を飛ばしギリギリの飛球に対して豪快なダイビングキャッチで捕球する魅せる守備に、ファンは目を輝かせた。2010年には、ホームラン性の当たりをフェンスをよじ登りながらキャッチするスーパープレー(8月22日・DeNA戦)が話題に。多くのピンチを救ってきた高い守備能力は、誰もが名手として認めるところだろう。
