近い将来、新日本プロレスのマツダスタジアム大会は実現するか!?

◆やっぱりここで新日本プロレスの大会をやってみたい

 公式戦がすべて終わっているとはいえ、もっと球場に長くいたいけど、でも一方で早くここから出ないといけないんじゃないかっていう、葛藤がありましたね。スタンド席は観戦に行けば入れるスペースですけど、やっぱりグラウンドに入るというのは、何度経験しても緊張します。いまとなっては、せっかくの機会だからもっとなにか言えば良かったかなって思いますけど、撮影のときはそんなことまで頭が回らなかったです。

 でも、グラウンドに立っている人しか見えない景色というか、たとえばショートの位置からはこうやって見えているんだなとか、そういうのは選手じゃないと分からないし、見られないものなので、仕事を忘れて楽しませてもらいました。

 もちろん満足でしたけど、取材が終わったいま思うのは、もう一回やりたいなって。もう一度グラウンドを歩きたい、グラウンドに寝そべったときの光景をもう一度見たい、芝生の感触をもう一度味わいたい。今回はグラウンド内に入るだけでも満足でしたけど、次はあれをしたい、これをしたい、あそこで撮りたいとかアイデアは出てくると思います。

 というわけで編集部の皆さま、もう一度、表紙にどうですか? 年に一回、いや2年に一回でも、どうですか? また、オファーをお待ちしています(笑)。

 このコラムでも何度か書いてきましたけど、俺には新日本プロレスの大会をマツダスタジアムで開催したいという夢があるので。そういう意味では今回の撮影でチャンピオンとしてマツダスタジアムのグラウンドに立てたので良い予行練習になったかなと。

 もちろん天然芝ということで、開催が難しいことは十分に理解しています。ただ撮影当日にマツダスタジアムの中を歩いてみて、マツダスタジアムにリングを置いて、客席、花道をつくった状況を想像したら、やっぱりここで新日本プロレスの大会をやってみたいなと改めて思いました。