当日はトークショーや選手とハイタッチなど直接触れ合えるイベントも開催された

 19年は4年ぶりのBクラスに沈むなど、選手そしてファンにとっても悔しい結果に終わったが、3万1000人のカープファンが詰め掛けたファン感謝デーは、シーズンに勝るとも劣らない熱気を帯びた。

 
 

 恒例の『選手との記念撮影』や『ハイタッチ』はもちろんのこと、チーム対抗で行われる『ボールリレー対決』『2019年トピックスアトラクションリレー』など、スタンドのファンを大いに楽しませる企画がてんこ盛り。シーズン中には見られない選手たちのはじけた表情にスタジアムは大盛り上がりとなった。さらにコンコースでは広島県主催の『ひろしまS-1サミット』や1日限定で選手プロデュースメニューが復活する『C-1グランプリ』などが開催。球場全体がアミューズメント空間として機能するマツダスタジアムならではのプログラムが展開された。

 最後に行われたのは佐々岡真司監督によるファンへの挨拶と選手たちによるスタンドへのサインボールの投げ入れ。「V奪回、日本一を目指して戦います!」。今季の雪辱を果たすべく力強い宣言をした指揮官に対して、球場からは期待を込めた大きな拍手が送られ、ファン感謝デーは締めくくられた。