◆決勝戦はタイブレークの熱戦に

 大会3日目は、準決勝、決勝の3試合だったこともあり、ハイレベルな熱戦が繰り広げられた。準決勝の第1試合は、楢岡美和外野手の3打数3安打の活躍などで、エイジェックが日大国際関係学部にコールド勝ち。続く準決勝第2試合は、埼玉西武・里綾実投手がZENKO打線を1安打完封に抑え決勝に駒を進めた。

 注目の決勝戦は、埼玉西武・清水美佑投手とエイジェック・磯崎由加里投手の投げ合いで、勝負は1対1のまま延長タイブレークへと持ち込まれた。9回に1点ずつを取り合って迎えた10回表、岩見内野手の犠牲フライで埼玉西武が勝ち越しに成功。エイジェックも粘りを見せたが、リードを守り切った埼玉西武が熱戦のすえに第1回大会の優勝チームとなった。(白樫遼也)

◆表彰選手
最優秀選手 清水美佑(埼玉西武)
投手賞 山田優理(埼玉西武)
打撃賞 川端友紀(エイジェック)

【エイジェックさくら球場】
<第3日 第1試合 準決勝/○エイジェック 7-0 日大国際関係学部●>
<第3日 第2試合 準決勝/○埼玉西武ライオンズレディース 4-0 ZENKO BEAMS ●>
<第3日 第3試合 決勝戦/○ 埼玉西武ライオンズレディース 3-2 エイジェック●>
※タイブレーク 延長10回