B1の舞台では今年2月に続き、計3度目の対戦となる広島ドラゴンフライズと島根スサノオマジックの一戦。前回は島根の2連勝に終わっているが、今節ではまずは広島がペースを握る形となった。

京都戦でブザービーター2連発を決めた古野拓巳選手。島根戦でも攻守両面で機能した。

<1Q>
 広島はトーマス・ケネディのスリーポイントシュートで先制。終盤にはグレゴリー・エチェニケ、チリジ・ネパウェのインサイド陣もゴール下で得点。バランスよく攻撃を展開し、24-16で第1クォーターを終了。

<2Q>
 第2クォーターに入り島根に追い上げられるなか、朝山の連続得点やエチェニケのゴール下の得点で再び島根を引き離し、44-34で前半を終了。

<3Q>
 広島はなかなかシュートが入らず攻撃の起点をつくれない。守備でもオフェンスリバウンドを簡単に許し、終盤にはターンオーバーから逆転を許してしまう。後半で突如崩れ、53-57で第3クォーターを終了。

<4Q>
 広島は開始にケネディ、エチェニケの得点で追い上げるが、島根にスリーポイントシュートを許し流れを変えることができない。最後まで攻めの姿勢は崩さなかったが、逆転するまでには至らず67-82で試合終了。

 10点のリードを奪い前半を終えた広島だが、第3クォーターで一気に形勢が逆転。島根が大逆転で中国ダービー第3ラウンドを制してみせた。