昨季は球団初となる『5年連続打率3割』、プロ野球史上4人目となる『5年連続打率3割・25本塁打』を達成するなど、鈴木誠也が次々と球史に残る記録を打ち立てている。

球界を代表するスラッガーへと成長を遂げた鈴木誠也選手。

 4月24日には2戦連発となる6号2ランを放ち、史上177人目となる通算150本塁打を達成。26歳8カ月での到達は、球団では1996年の江藤智の26歳2カ月に次ぐ2番目の年少記録となる。

 ちなみに鈴木が史上290人目、チームとしては24人目となる“通算100本塁打”を達成したのは2019年5月5日。24歳8カ月での達成は、江藤智の25歳0カ月をしのぐ球団最年少記録で、24年ぶりの記録更新だった。

 昨季は新型コロナウイルスの影響で開幕日の延期、143試合制から120試合制になるなど記録達成への障害もあったが、それでも26歳8カ月での到達は快挙。球界を代表するスラッガーが、また一つ新たな勲章を手に入れた。

※カープ球団における『4年連続打率3割』/山本浩二、正田耕三、前田智徳。
※『5年連続打率3割・25本塁打』/王貞治(元巨人)、落合博満(元ロッテ・中日など)、小笠原道大(元日本ハム・巨人)